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avreport’s diary
ニコンZ50の解像度チェック
ニコンZ50(2019年10月10日発表・同11月22日発売)の貸出機が年明けの1月9日に届きました。貸出しのお願いをしたのが昨年11月26日と遅かったので、なかなか順番が回ってこなかったようですが、貸出しのお願いが遅くなったのは、昨年10月10日に発表されたZ50のスペックが余りにもお粗末で、使ってみたいという気が全く湧いてこなかったからです。一番ガッカリしたのは、Z7やZ6に搭載されている素晴らしいボディ内手振れ補正が搭載されなかったことですが、食指が動かなかった理由は他にもあります。例えば、画素数(2088万画素)が少なすぎる、1回の充電で撮影できる撮影枚数(280枚・シグマfpと同じ)が少なすぎる、小型軽量化が中途半端、などですが、Z50の応援団の皆さんは例外なく、Z50の小型軽量化を絶賛していらっしゃいます。これは別表の「Z50と比較したカメラ」をご覧になれば、Z50の小型軽量化が中途半端であることが、すぐにお分かりになるはずです。そして、よせばいいのに、多くの応援団のみなさんが「小型軽量なのに画質も良い」といった、すぐにバレる嘘までついて、褒めまくっていらっしゃいます。それで、これは看過できないと思い、急遽、貸出をお願いして、本当に画質が良いのかどうかを確認しないといけないと思った訳です。だって、APS-Cの2088万画素で良い画質など期待できる訳がないじゃないですか。
Z50を絶賛する応援団の質の悪さはシグマfpの応援団とあまり変わりません。まさに、なりふり構わずの観がありますが、落日間近のニコンを、すぐにばれる嘘で一時的に救うことができたとしても、長続きなどする訳がなく、ユーチューバーの皆さんは末代まで、嘘つきの汚名を残すだけになると思います。Z50の画質が良くないことを、早速、見てみましょう。いずれも、ISO100、F8で撮影。
★ニコンZ50
★シグマfp
★ニコンD5600
★フジフイルムX-T30
★ニコンZ6
★ニコンZ7
★ニコンZ50
★シグマfp
★ニコンD5600
★フジフイルムX-T30
★ニコンZ6
★ニコンZ7
以上の写真はモノクロ解像度チャートと電塾のカラー解像度チャートを撮影したものです。Z50につけたレンズは16-50mmのキットレンズです。16mm、24・5mm、36mm、50mmで撮ってみましたが、16mmのワイド端の解像度が最も綺麗でしたので、上の写真は16mmで撮っています。なお、解像度=画質ではないことは言うまでもありませんが、解像度は画質の基本だと思います。
【投稿日(posted date)】2020年1月10日(January 10th, 2020)
【投稿者(poster)】有限会社エイブイレポート社・avreport's diary(avreport.hatenablog.com)・編集長:吉岡伸敏(nobchan@din.or.jp)・副編集長:吉岡眞里子(marico@din.or.jp)/ AV REPORT Co.,Ltd.・avreport's diary・Chief Editor:Nobutoshi Yoshioka・Assistant Editor-in-Chief:Mariko Yoshioka